地球を救うソーラーパネル
地球環境は今、ドンドンと悪くなるばかりで、もう本当にお手上げといった感じですが、希望の光はありますね。その光を、エネルギーそのものに変換してしまう、ソーラーパネルによる、太陽光発電ですね。太陽光発電をソーラーパネルで行えば、地球環境を救うことができます。その可能性に、今人類は、取り組むべきですよね。
環境問題と節電意識の高まりで太陽光発電に注目が集まっています。太陽光発電を導入しても夜は電力会社からの電気でまかないますが、昼間発電して余った電気は売ることができます。発電量と使用量をモニターで見ることができますので、この売る分を少しでも多くしたいとする意識が働いてさらに節電するようになるというのです。
2011年夏、通信キャリア各社はAndroid搭載端末を中心に、さまざまなバリエーションのスマートフォンを投入した。ユーザーの選択肢はかつてないほどに広がり、これまでケータイを使っていたユーザーもスマートフォンを求めるようになった。スマートフォンの普及はさらに進みそうだ。
【他の画像:インタビューのようす、ほか】
一方で、こうした状況は、セキュリティに対するリスクが高まることを意味する。スマートフォンやタブレット型の端末は、ケータイと比べてより簡単かつ自由にアプリケーションのインストールができ、WebサイトもPCと同じように閲覧できるからだ。つまり、“素のインターネット”に容易に接続できるため、インターネット上のさまざまな脅威にさらされる危険性がケータイよりも高い。
特にAndroidスマートフォンは、世界中に多くのユーザーがいる上、Androidマーケットという仕組みを使うことで、誰でも比較的簡単にアプリを流通させられることから、悪意を持ったアプリケーション(ソフトウェア)を作り、広める際のターゲットになりやすい。アプリを1つ1つ審査してから配信するiOS(iPhoneやiPod touch、iPad)やWindows Phoneなどではまだこうしたリスクは高くないが、それでも絶対に安全というわけではないのは、著作権を無視したコンテンツなどが流通している現状をかんがみれば想像に難くない。
そしてPC並みに高機能なスマートフォンは、クラウドサービスなどを使い、重要な情報をPCと同期させたりして端末内に保存する機会も多くなる。多くのユーザーはあまり意識していないかもしれないが、スマートフォンやタブレットは(ケータイも同様だが)個人情報もたくさん記録されている。つまり、端末を紛失すると、そうした情報を悪用されたりする危険性もあるわけだ。
こうした危険に対して、どういう手段で備えをすればいいのか。1つの解は、PCと同じようにセキュリティサービスやセキュリティアプリを利用することだ。すでに多くのセキュリティソフトベンダーが、そうしたアプリをリリースしており、ユーザーに対する啓蒙活動と販売を始めている。
そこでセキュリティサービス大手のマカフィーでCSB事業本部 取締役 常務執行役員 事業本部長を務める田中辰夫氏に、スマートフォンの普及とセキュリティリスクの増大についてどうとらえているか、ユーザーはどう備えるべきなのかを聞いた。
●スマートフォンやタブレットに忍び寄るリスクとは
――(聞き手:ITmedia) 2010年くらいから、日本市場でもケータイからスマートフォンへの人気のシフトが起きています。特にAndroidスマートフォンやAndroidタブレットの販売台数が大きく伸びており、同時にセキュリティ上のリスクに対する関心も高まっています。一言で「スマートデバイスのセキュリティ」と行ってもいろいろあると思いますが、どのようなリスクを意識しておく必要がありますか?
田中辰夫氏 スマートフォンやタブレットのようなスマートデバイスのセキュリティリスクには、いくつかのシーンがあると思います。1つはまったくPCと同じように、ウイルスやマルウェア(不正プログラム)が入り込んでしまう危険性です。インターネットにつながるデバイスですから、メールやアプリにマルウェアが入っている、という問題が現実に起きています。PCと同じようにウイルス感染が発生する危険性もあります。実際、こうした問題はすでに発生しています。
もう1つはスマートフォンやタブレットに限らず、モバイル機器に特有なリスク。それはどこかに置き忘れてしまったり、落としてしまったりして端末を紛失するリスクです。ケータイの場合、端末を紛失した際にはキャリアに連絡をして端末をロックしたり、回線を使えなくしたりできたわけですが、現状スマートフォンではすべての機種でそうしたサービスが利用できるわけではありません。名前や電話番号、メールアドレスなどの個人情報は、個人のものだけなら被害は小さいかもしれませんが、スマートデバイスだと会社などで支給されているものもあり、会社のデータや顧客のメールアドレスなども端末に入っている。そういったものを落としてしまうと、大きな問題になり得ます。
3つめは、実際にPCでも起きていることですが、フィッシング詐欺などのWebページのリスクです。PCと同じようにWebページが見られるスマートフォンは便利ですが、それはつまりPCと同じリスクがあるということです。これはマルウェアのようなアプリとはまったく違う観点のリスクと言えます。
―― マルウェアによって端末の動作がおかしくなったり、個人情報などが流出したりするだけでなく、端末を紛失する/盗難に遭うことによるリスクや、Webページにアクセスすることによって発生するフィッシング詐欺などのリスクもあるということですね。
田中氏 そうです。特にウイルス以外のリスクはあまり意識されていないことも多いので、多くの方に認識いただく必要があると思っています。こうしたリスクに全方位で対応するのが、「McAfee Mobile Security」という製品です。我々は、AndroidスマートフォンやAndroidタブレットに対応した製品はもちろん、WindowsやMac、Windows PhoneやBlackBerry、Symbianなど、幅広いOSに対応した製品をラインアップしています。今ある脅威にしっかり対応していける体制を作っています。
●端末紛失時に備えが必要な理由
―― 「セキュリティ」と聞くと真っ先にマルウェア対策が思い浮かぶ人が多いと思いますが、端末紛失のリスクは意識している人が多くないように感じます。
田中氏 そうですね。マルウェアのリスクは大きく取り上げられることが多いですが、端末をどこかに忘れてきたり、盗まれたりするのもリスクです。マカフィーでは、ワールドワイドでそうした紛失のリスクへの対策が必要だと認識しています。そこで、2010年にシンガポールのtenCubeを買収してマカフィーの製品に組み込みました。それがMcAfee WaveSecureという製品です。モバイルに特化して製品やソリューションを展開するには、単にウイルス対策ソフトだけでなく、どうしてもこういうものが必要だと判断したためです。
端末の紛失は、実はマルウェアよりも被害が何百倍、何千倍になり得ます。PCと違って小さなものなので、タクシーに忘れた、飲み屋に置いてきた、といったリスクが常にあります。特に、大切なデータが入っている場合は、端末そのものを見つけることも大事ですが、その中のデータをしっかり守る必要があります。
普段からデータのバックアップをして、万が一の際にはリモートで場所を確認し、リモートでデータの削除をする。戻ってきたらデータを復旧する。WaveSecureにはこうした一連の動作を紛失時にサポートします。紛失時にキャリアさんのサポートセンターに電話して、という手間は必要ありません。ちなみにWaveSecureは、Webブラウザから自分で端末管理ができるのですが、こうした機能があるのはマカフィーだけです。
●プラットフォームによって安全性に差はあるのか
―― スマートデバイスのセキュリティを考える際に、よくiOSの方が安全で、Androidは自由な分危険性が高い、といった指摘をされることがありますが、実際プラットフォームごとに安全性の違いというのはあるのでしょうか。
田中氏 iOSのデバイスがよりセキュアである、という話は、確かにAndroidと比較すればそういう側面はあるかもしれませんが、実際にマルウェアは発生していますので必ずしもそう単純な話ではないと思います。PCの世界でも、「Macの方が安全です」と喧伝されたことはありますが、多くのデバイスが出てくればハッキングの対象にはなってくるでしょう。
とはいえ、Androidに代表される昨今のオープンなプラットフォームは、誰でも自由にマーケットでアプリを公開し配信できてしまうので、利便性が高い分感染率は上がります。Androidにはマルウェアを作るテンプレートが公開されていたりします。
ですからマカフィーでは、各OS、プラットフォームに対してソリューションを提供していきます。今はまだ出ていませんが、iOS対応のマルウェア対策アプリも出していくことを考えていますし、マルウェア以外の部分でもMcAfee Wave Secureのような単体の製品を提供していくことも検討しています。
―― 基本的にはPCで起きていることと脅威は何も変わらないということですね。
田中氏 インターネットの世界はいつでもそうで、やろうと思えば誰でも作れてしまう世界があります。今はあまり目に見える被害があまりないので、世間は騒いでいませんが、感染やハッキングはもうされているかもしれません。
PCの場合、メールを開いたら動きが止まるとか、ブルースクリーンがでて固まったとか、そういう現象が起きてすぐ感染が分かったりしましたが、スマートフォンの場合はまだそこまでには至っていない状況です。機能が止まったりするようなマルウェアはなく、愉快犯が多い印象です。ただ、知らないうちに情報漏洩して、被害者が加害者になる可能性は、まだ実例はありませんが、知らないあいだに実行されているかもしれません。バックグラウンドで何か動いていても、備えがなければ検知のしようがないからです。
●多岐にわたる、サービスの提供方式
―― Android向けのアプリケーションという点では、ソフトバンクモバイルが月額315円で、そしてNTTドコモが無料で自社のユーザーにMcAfee VirusScan Mobile for Androidを提供しています。今後もこういう提供方式は増えていくのでしょうか。
田中氏 PCの世界では、PCメーカーにウイルス対策ソフトをプリインストールして出荷していただくという形がありました。今やウイルス対策ソフトが入っていないPCというのはかなり珍しいくらいになっています。またインターネットサービスプロバイダー(ISP)さんが、回線を契約したユーザーさんに向けて月額課金などでウイルス対策サービスを提供しているというケースもあります。そしてもちろんパッケージで単体販売するものもありました。スマートデバイスの世界でも、こうしたビジネスのやりかたが大きく変わることはないと思っています。我々にとっては、カテゴリーが1つ増えたくらいの認識です。
結局のところ、3GだろうとWi-Fiだろうと有線だろうと、インターネットにつながればその瞬間から感染するリスクがあるという点は同じです。PCメーカーが端末メーカーに、ISPがキャリアになり、媒体は若干変わることもありますが、提供方法やソリューションはまったく同じです。
―― KDDIさんにも導入していただけるとうれしいですよね。
田中氏 そうですね(笑) マカフィーとしては、最終的にお客様がいちいち自分でウイルス対策サービスやソフトを購入しなくても安心して使えるような世界になるのが理想です。本来であれば、セキュリティソフトは目立ってはいけないものです。NTTドコモさんのFOMA端末にもセキュリティスキャンという名称でマカフィーのサービスを提供してきましたが、一生懸命探さないと設定がどこにあるのか分からないような感じで入っていました。これが理想的なんです。
ただ、サービスを提供するためには、サポートも必要になります。そのリソースの対価をどこで得るか、という問題はありますので、最終的にはサービスの利用者さんには見えない形で料金をお支払いいただくことになるかもしれません。ただ、ユーザーさんがなんの心配もなく使える必要は絶対にあると思います。
―― やはりキャリアがセキュリティソリューションを導入してくれるのが一番効果的なのでしょうか?
田中氏 セキュリティをキャリアが担保しないといけないのか、ユーザーが担保しないといけないのか、というのは一概には言えませんが、ユーザーがセキュアな環境を自分で作ってく、と言うところも感じながら、自己負担で対応していく部分は必要だと思います。キャリアさんでなくても、端末メーカーさんから供給するという方法もありますし、サービスの形はさまざまです。現在はキャリア、メーカー、民間でさまざまな取り組みを行っています。ただ、個人が少なくともスマートフォンは危ないんですよ、ということは認識しておく必要があります。
究極的には、キャリアと個人、そして会社(企業)の三位一体でのセキュリティ対策が必要だと考えています。ネットワークの上流でしっかり安心を確保しつつ、エンドユーザーさんの方でもアプリのインストールやフィッシング詐欺などにたいしての備えをしていただく。そしてやはりスマートデバイスには仕事の資料や連絡先なども入ってくることが多いので、会社側にも万が一の時にデータを保護したり、あるいは消したり、紛失した端末を見つけたりするためのソリューションがあるのが理想です。
●マカフィーならではの強みとは
―― マカフィーのほかにも多くのセキュリティソフトベンダーがスマートフォン向けのソリューションを出していますが、マカフィーならではの強みというのはどこにあるのでしょうか。
田中氏 一番の違いは今までの実績だと思います。ワールドワイドでおよそ1億5000万台の端末に向けてサービスを提供しています。こうした経験の中で、モバイルに特化したマルウェアの研究をしています。
マカフィーにはGTIというラボがあり、約400人弱の研究員が1億台のサーバのデータギャザリングをして研究しています。GTIを使ったウイルス検出はモバイル版には搭載されていませんが、モバイルでもこうした研究をさらに進めていきます。
Androidでいうと、現在70くらいのウイルスが検出されています。この4月5月でかなりその数は増えています。Androidにはマルウェアのスキャンをするアプリが何種類もありますが、全部のウイルスを検知駆除できるかというとそうではありません。マカフィーはそれをやってきています。
モバイル環境でのウイルス対策ソフトには、PC向けのエンジンやDATファイル(ウイルス定義ファイル)をそのまま移植できるわけではありません。容量も小さくしないといけませんし、消費電力も抑えなくてはいけないからです。この点はNTTドコモさんと7年前から共同でケータイ向けに技術開発を行ってきており、スマートフォン向けにも展開しています。軽くて消費電力が少ない、さらにはウイルス感染した場合もすぐに検知駆除できる技術を盛り込んでいるという点は、多くのセキュリティベンダーの中で差別化できている部分だと思います。
日本特有の優位点という意味では、サポートや技術陣が日本に常駐し、日本人がやっている点が挙げられると思います。パートナー企業さんにたいしての手厚いサポートもしています。
―― モバイル向けに培ってきた経験と高い技術、そしてマルウェアから端末の紛失まで、あらゆるリスクに対してさまざまな形でサポートする体制がマカフィーの強みということですね。
田中氏 そうですね。やはりマルウェアのリスクと端末の紛失というのは大きな2つのリスク要因です。端末の紛失は、ある程度自己管理で何とかできる部分もありますが、ウイルスに関しては知らないうちに感染してしまう恐れがあります。インターネットに常時つながっているというスマートデバイスの特性上、PC以上に知らないうちに感染する可能性が高い。こうなると、「インターネットの先には必ず不正プログラムは存在している」という認識を持って使っていく必要があると思います。
重要なのは、「このアプリは本当に大丈夫かな?」「このサービスは本当に使って平気なのか?」と一瞬でも考えることだと思います。じゃあどうしたら大丈夫なのか、といわれると、マカフィーの製品を使ってください、となりますが(笑)、そうでなくてもやはりアプリのダウンロード時にアクセスする情報などはしっかり確認することが大事でしょう。端末内に入っている個人情報などが流出してしまってからでは遅いからです。
【園部修,ITmedia】
【関連記事】
入れてもサクサク動く?――Android向け「McAfee Mobile Security」を試す
「業界で最も広範かつ強固」――マカフィーがモバイル向け総合セキュリティソフト発売
「McAfee WaveSecure」日本円で販売開始 スマホの安全確保がより手軽に
Android向けウイルス対策「ドコモ あんしんスキャン」を無料提供
Android、WM、BlackBerryなどに対応した個人向けセキュリティサービス「McAfee WaveSecure」